相模大野医院 石井健一郎医師

石井 健一郎医師

久保田:今、当院にかかっている症状について教えてください。

石井:自分は中学生のころに部活動で腰痛になって以来、年に1~数回は日常生活に影響が出てしまうような腰痛に悩まされています。
以前は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の座薬の使用、湿布処置をし、さらに腰痛ベルトなどで可動域の制限をするのみで対処していました。するとその時の症状の程度にもよりますが重度だと歩行や日常生活に不自由がでる期間が3-5程度あり、完全に気にならなくなるまでには1週間以上かかることもありました。

久保田:当院に来るようになったきっかけについて教えてください。

石井:15年くらい前から自分の持病と非ステロイド性抗炎症薬のその持病への影響の影響で、その鎮痛薬の使用が難しくなったためそれ以降は基本的には湿布と患部の可動制限のみ(時にNSAIDs以外の鎮痛薬の併用)で治療してきましたが以前の非ステロイド性抗炎症薬を使用していた頃より症状の緩和が難しくなってしまいました。
あまりに症状が強ければ自分の仕事(特に手術など)にも影響が出てしまいます。ただ手術を待機されている自分の患者さんたちを待たせるわけにもいきません。そんな時にくぼたスポーツ接骨院の存在を知り約7年程前から腰痛の時や頸部の痛みなどがあるときに診てもらうようになりました。

久保田:治療院での治療の印象はどうですか。

石井:正直、最初はそこまで即効性があり尚且つ効果の高い治療という認識や期待はありませんでした(笑)。しかしいわゆる腰痛の姿勢で腰を押さえながら来院したにもかかわらず、超音波治療、電気刺激治療、周辺の筋肉のマッサージなどを受けたところ、背筋を伸ばして帰宅できた時にはかなり驚きました。
いつもはその1-2日後にもう一度施術をしてもらうとかなり症状も緩和されるのでかなり症状が強いときでも以前は完治まで1週間+αかかっていた治療期間が今では2~3日程度でかなりのところまで回復できている印象です。

久保田:今まで受けた施術でより回復に近づくことは何かありましたか。

石井:経験的なことにはなりますが自分の印象では受傷してからなるべく早期に、できれば当日ないしは翌日くらいに最初の治療をしたときのほうが効果は高いと感じていますので早めの受診を心がけています。
あとは鎮痛薬をほとんど使用していない自分でもこの効果なので、一般的には病院での診察、投薬とともに治療院での超音波治療(疼痛緩和・マッサージ作用)、電気刺激治療(筋萎縮の改善、鎮痛効果)、徒手による周辺の筋肉のマッサージなどの物理治療をうまく組み合わせればより高い効果が見込めて日常生活への悪影響も減らせるのではと感じています。

おそらく効果は個人差があると思いますが医師の立場からしても多方面からのアプローチで抗炎症効果、鎮痛効果をはかることは相乗効果も期待できると感じます。それによってより迅速な症状軽減は経験した方は皆さん思われると思いますが、腰痛をはじめとした運動器に関連した症状で苦しんでおられるかたにとってはこのうえなくありがたいはずです。

そのような観点からも自分と同じように薬物治療がしづらい、あるいはなんとか投薬なしに良くしたいと考えられている急性腰痛やその他の運動器疾患でお悩みの患者さんにとっても、また病院での治療と併用しながらより早く症状をよくしたいと考えられる患者さんにとっても一度試してみる価値は大いにあると思いますのでお勧めしたいですし実際に自分の知人の医師にもすすめて喜ばれています。