インピンジメント症候群
“インピンジメント”とは衝突という意味で肩関節だけでなく股関節、足関節でも起こります。
肩関節インピンジメント症候群はオーバーヘッドスポーツ(野球、バレーボール、バドミントン、テニスなど)にて多く発生し、関節内インピンジメント(インターナルインピンジメント)と関節外インピンジメント(エクスターナルインピンジメント)に分けられます。
関節内インピンジメントは代表的なものに後上方インピンジメントがあります。後上方インピンジメントは肩関節外転・外旋位で棘上筋と後上方関節唇が衝突することによって痛みを生じます。関節外インピンジメントは代表的なものに肩峰下インピンジメントがあります。肩峰下インピンジメントは肩甲骨の烏口肩峰アーチと肩峰下滑液包・腱板が繰り返し衝突することで痛みを生じます。
過度なインピンジメントを避けながら肩をスムーズに動かすためには肩のインナーマッスルと言われる腱板筋(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の機能させることが大事です。また、肩を動かす時は肩甲骨も一緒に動きます。肩甲骨がうまく動かすことができないと先述したようなインピンジメント(衝突)が起こってしまいます。また、その肩甲骨は肋骨、胸椎、胸骨で構成されている胸郭の上に乗るように付いています。なので肩甲骨とその土台となる胸郭の可動性も非常に重要になってきます。
当院では超音波を中心とした物理療法、肩関節・肩甲骨周囲の柔軟性を高める手技療法、腱板筋の機能向上、胸郭、肩甲骨の動きを出していく事を中心とした運動療法、運動指導を患者様の状態に合わせて行わせていただきます。