後十字靭帯損傷(PCL損傷)

■概要と原因

後十字靭帯(PCL)は脛の骨(脛骨)の後方から太ももの骨(大腿骨)の前方へ付着する靭帯です。後十字靭帯を損傷すると運動復帰までは約3カ月かかります。後十字靭帯は脛骨が後方にずれないように制御しています。

後十字靭帯は転倒した際に膝を地面に強打し、膝や脛から強い衝撃を受けた際に損傷します。または交通事故などで膝や脛(すね)に対して前方から強い衝撃を受けると損傷することもあります。

 

■症状

受傷後、膝を正面からぶつけたのに膝裏に痛みが出現したり、膝を曲げた際に膝裏に痛みがあり、歩くときに痛みがでた場合は当院を受診ください。

 

■治療

当院では様々な治療(超音波、インディバアクティブセラピー(INDIBA activ)、コンビネーション治療、手技療法、運動療法など)を症状に合わせて行っております。

 

-復帰までの流れ-

1か月(1~4週間)

➡炎症と痛みを落としながら、膝の可動域(曲げ伸ばし)を獲得します。

2カ月(5~8週間)

➡運動復帰に向けて筋力を戻していきます。特に大腿四頭筋(もも前の筋肉)は脛骨が

後方に落ち込む事を制御する筋肉なのでしっかりとトレーニングすることが重要です。

3カ月(9~12週間)

➡可動域訓練や筋力トレーニングと並行しグランドレベルでのリハビリを開始します。

 ウォーキング、ジョギング、ダッシュなどを行い少しずつ運動復帰を目指します。