ゴルフ肘(内側上顆炎)

内側上顆炎とは肘関節内側の腱付着部損傷の事です。

 

内側上顆炎には成長期に生じるものと、成人にみられるものがあります。

成長期にみられるものは骨の成長に比べ筋肉の伸張が劣るので、腱付着部にかかるストレスが大きくなり痛みが出てきます。

成人にみられるものはテニスやゴルフによって痛みをきたします。40歳前後に生じることも多く、腱の変性が成因であります。

前腕の筋肉の柔軟性低下、筋力、筋持久力低下、また、それらが起きている状態で付着部に対して繰り返しのストレスが掛かると痛みが出てきます。またテニスのフォアハンドやゴルフのスイングなどの動作のフォームの悪さなども痛める要因となります。

 

症状として肘の内側にある少し出っぱった骨の周辺に痛みや腫れ、熱感が出ます。腕を曲げたり捻ったりする運動や腕を引っ張った時、力を入れた時に痛みを感じます。

また、上腕骨内側上顆の下には大きな神経が通っている為神経がゴルフ肘により圧迫され薬指や小指に痺れを感じることもあります。

 

当院では患部に対して修復過程に沿ってその時期に適切な治療を提供致します。

主にインディバ治療、超音波治療、ハイボルト治療、コンビネーション治療等、症状を見ながら行います。

特にコンビネーション治療は治癒促進効果のある超音波治療と疼痛閾値を上げるハイボルト治療を痛みのある部位に同時にかけることができるので内側上顆炎に対して大変効果の高い治療となっています。これらの有効な物理療法に加え、患者様も痛みの出る特有の動きや体の使い方、バランスの乱れ、筋力の低下など評価して改善プログラムを提供し再発予防に努めます。

全身のバランス、猫背傾向を調整することも早期回復につながるため患部の治療とともに行っていきます。 

 

また、患者様とご相談をさせて頂きながら日常生活において必要な能力の再獲得やアスリートでしたら競技復帰に向けたリハビリテーションやテーピングの指導もさせて頂いております。