成長痛

 成長期の骨には骨端軟骨と呼ばれる部分があり、そこでは骨の形成が盛んに行われ骨の縦方向の成長がおこります。
この部分は成人の骨に比べ軟らかい軟骨でできている為、筋肉や腱、靭帯の牽引力によって炎症が起こりやすくなります。

 

特に肘や膝、踵などはスポーツを行った際に大きな力がかかる腱が付着しているうえ、柔らかい軟骨でできています。そのため身体の使い方が悪かったり、過度の負担がかかることで骨端炎と言われる症状を引き起こします。

肘の場合は野球肘、膝の場合はオスグッドシュラッター病、踵の場合はシーバー病と呼ばれます。

地面に踏み込んだ際の関節の不安定性が原因となることもあります。体の柔軟性の欠如やバランスの悪さもまた成長痛を起こす要因となります。
痛みを起こしやすい部分として膝の皿の下、踵、肘の内側などがあります。

 

治療法としては局所の炎症を抑えるだけでなく、負担のかかる原因となっている動きやバランスの悪さを修正することで、症状の軽減する期間を短くします。

痛みが上がる要因として体幹のぐらつき、足趾が上手に使えない、姿勢が悪いなどといった患部以外の要素も考えられます。

身体にとって良いポジションに整えておくことが治療と再発予防になってくるので、エクササイズやインソールが有効になってきます。

 

 

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ジュニアサッカーマガジン メディカル講座 第1回 久保田武晴より出展